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ステップ5       目的格の省略 


◆これまで出てきた関係代名詞を表にしてまとめてみましたから、確認してみましょう。


先行詞 主格 所有格 目的格
who
その人は
whose
その人の
whom
その人を、に
物、動物 which
それは
whose
それの
which
それを、に

物、動物
that
その人は
それは
that
その人を、に
それを、に


◆さてここで勉強するのは、上の表の中で、空色部分です。そう「目的格」のところですね。 実はこの目的格というのは省略することができるのです。また英文ではよく省略された形で出てきます。 このことがわかってないと、英文の意味が分からなくなりますから注意しましょう。

例文1) The boy whom I met yesterday spoke English well.
      The boy whom I met yesterday spoke English well.

         [私が昨日会った少年は、英語を上手に話した。]

◆ただし、目的格が省略されているのかどうかを見分けるのは、慣れないとなかなか難しいです。 とりあえず次のことを頭に入れておきましょう。

 [名詞]の後に 主語動詞 が続いていたら、
  関係代名詞(目的格)の省略かも知れない

例文)    名詞  主  動
      The car he bought last year is very good.
        
      The car ( he bought last year) is very good
            ↑
         ここに which, または that が省略されている

【確認問題5】 次の英文で、関係代名詞とそれが導く説明文を(  )で囲み、全文を訳しなさい。ただし関係代名詞は省略されているかもしれません。

@ This is the watch that was given to me by my father last year.      

A The watch my father gave me last year has broken since last week..

答はこちら



◆答合わせが終わったらステップ5は終わりです。



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