補習授業
 

最大のポイントがわからない人は、 比例式で考えてみましょうか。  たとえば

30 : 20 = 15 : y

このような式のことを比例式といいますよね。 そして比例式には 外項の積 と 内項の積 は 等しい という性質があります。 つまり
▲▽
このようにして この場合は  = 10 と値を求めることができるわけですが、 この比例式の性質を使って、「最大のポイント」を考えてみます。 

10%の食塩水Aが 500g ある。 これから 200g の食塩水を取りのぞいた食塩水をB とする。
▲▽
●上の図の数字に着目するとわかるように、

500 : 300 = 50 : 30

という関係が成り立ちます。 つまり

(塩水A):(塩水B)(塩A):(塩B)

同じ要領で

10%の食塩水Aが 500g ある。 これから x g の食塩水を取りのぞいた食塩水をB とするとき、Bの食塩の量を xを使って求めたい。
というときは
上の図から

500(500 − x ) = 50 (塩B)

外項・内項の積から

500 ×(塩B)(500 − x ) × 50

▲▽
と表すことができるわけですね。 そして上の赤枠の部分を このレッスンでは Aとの割合  と表現しているのです。

つまり、Bの塩は 

Aの塩 × Aとの割合

という計算で出すことができ、 繰り返しになりますが Aとの割合というのは
▲▽
という形で 表すことができる、ということなのですが・・・・・。 少しは理解できましたか?  もし どうしてもわからないときは 

(塩水A):(塩水B)(塩A):(塩B)

の比例式を作って、(塩B)を求める式を導いてもOKです。
(数学は、かっこよく解くのではなく、自分がわかる方法で解くのが鉄則です。)

●では、このページを閉じて、 レッスンに戻って、もう一度「最大のポイント」を確認してみて下さい。



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