| 【補足】今回、構文分析の練習をやりなさい、というお話をしましたが、 誤解を招くといけないので補足をしておきます。 構文を分析するのは、和訳するためにやるわけではありません。分析した後はただ単に英文を読んで内容を把握する努力をするだけです。決して日本語にして理解しようとしてはいけません。たとえば、次のような英文があったとします。 The girl whom my father met at the station is my friend. これを 分析するとこうなります。(実際の書き方とは少し違いますが) The girl [ whom my father met at the station ] is my friend. (S) o' s' v' Mv' (V) (C) しかし、これを日本語に訳してはいけません。前から英語を読んで、出てきた順に英語のまま内容をイメージするという努力をします。 どうしても日本語の助けを必要とする場合でも、出来るだけ英語の語順を生かして、 女の子(がいて) [ その子に私の父が出会ったのよ、駅で ] (でその子は)私の友達なのよ。…@ という具合にあくまで英語の語順で考えます。内容を把握するのにはとりあえずそれで十分です。わざわざ 私の父が駅で会った少女は 私の友人だ。…A とやらなくても、あなたの頭の中に残ったイメージはほとんど同じはずです。 @はもちろん正しい日本語ではありません。しかしあなたは日本語の勉強をしているわけではありません。英語の勉強をしているのです。英語を読んで正しい情報を得られればそれで十分なわけです。であれば、わざわざ英語の語順を並べ替えてAのような「正しい日本語の語順に」訳してみる必要は全くありません。 逆にAのようにしないと内容が理解できない、というのであれば、それは「英語の情報を日本語に置き換えた上でないと私には理解できません。」ということであって、それでは英語で情報を得ているとは言えません。 ※ そういう意味で、学校の英語の授業というのはちょっとおかしいと思いませんか? 英語を勉強する時間なのに、ほとんど日本語で成り立っていますよね。 読んだ英文の内容は日本語を通して考え、日本語の訳し方が正しいかどうかが問題になる・・・・英文を読む量よりも日本語の解説を読む量の方が多い・・・・・・やっぱり何かおかしい? ●単語の所でもいいましたが cat → 猫 → イメージ ではなく cat → イメージ となって初めて英語で情報を得ていると言えます。文にしても文章にしても同じことです。 ●そうやって出来るだけ英語の語順で内容を理解する努力を積み重ねていくと、少しずつ英文を読む速さが速くなる、ということです。そして構文と内容が理解できていれば、仮に「日本語にしなさい」といわれても、きちっとした日本語に出来るというわけです。決して和訳して理解するために構文分析をするわけではありません。 |