【補足】 

    帰国子女にとって 構文分析は有効か というお話を1つ・・・

●私の塾は、場所柄のせいで 帰国子女がかなり通ってきます。 (当然彼らに私が教えるのは英語ではなく、数学や古典や物理、化学などです。) 

●帰国子女といってもその英語力は様々で、しかも身に付けた英語力をキープしながら大学受験までブラッシュアップしなければなりませんので、彼らは彼らなりにかなりの努力をしています。 たとえば英字新聞を毎日読むとか、海外で買ってきたペーパーバックをコンスタントに読んでいくとか、少なくとも、普通の高校生が英語に接する時間の何倍かは、英語に接していると思います。 ただ彼らにとって有利なのは、「英語に接すること」がそれほど苦痛でなく、生活の一部になっていることでしょうか。 その有利な点をフルに活用して、彼らは模擬試験などでも平気で高得点を取ってきます。(例えば200点満点で平均点100点くらいの模試なら170点〜190点です。)

●そのような彼らに対しては、私がふだん英語を教えることはありませんので、当然、構文分析の練習をさせることも皆無でした。 私自身も、「彼らには必要ない、時間の無駄だろう」と思っていたのです。 しかしたまたまある高校3年生(A君としておきましょう)に夏休みの2ヶ月、集中して練習させたところ、2学期になって本人が「先生!構文分析の練習がずいぶん役に立っています。この前の模試ではB君より高得点出来て、学年でもトップのほうでした。・・・」という報告をしてくれました。 大学合格後にお母様がごあいさつに来られたときも、「夏休みにやった構文分析のおかげで、本人も自信を持って英語のテストが受けられたと言っていました・・・」とおっしゃって下さいましたので、きっと確かな手応えを感じていたのだと思います。 

※ちなみに A君はドイツ語圏にいた生徒で、英語よりもドイツ語が出来るという生徒、B君は英語圏にいた生徒で、塾では一番英語力がある生徒でした。 (2人とも慶應法学部に現役で合格)

●それ以降、私は帰国子女にも構文分析の教材を渡すようにしています。かれらは「文法」とは無縁の世界で英語力を養っていますが、構文分析力を身に付けることで、知識の裏付けが出来てけっこう助かるようです。 また学校英語の「文法用語(副詞句だとか形容詞節だとか)」も分かるようになった、といっています。(もっとも日本語の文法用語自体は帰国子女には不要なものですが・・・)

●以上、帰国子女にも「構文分析」の練習は有効だ、というお話でした。






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